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オール電化の暖房費を節約する方法は?使い方のポイントを徹底解説

オール電化の設備

 

ガスなどに頼らず生活に関わるエネルギーを電気でまかなうオール電化住宅は、安全性の高さからも注目を集めています。ですが、気温が低くなる冬場の暖房代が気になるという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、オール電化に適した暖房器具やそれぞれの特徴、節約方法について解説していきます。

この記事を読むための時間:3分

オール電化に適した暖房器具の選び方

オール電化での暖房器具選びは、電気効率の高いものを選ぶだけでなく、電気料金が割安な深夜の時間帯を活用できる暖房器具をうまく組み合わせるのがポイントです。電気料金が高い昼間の時間帯に多くの電力を消費する暖房器具は、コスト面から見るとオール電化住宅には不向きだと言えるでしょう。暖房料金を節約したい場合は蓄熱暖房機など、夜間に蓄えた熱を日中に利用できる器具がおすすめです。

オール電化に適した暖房器具の特徴と節約方法

オール電化に適した暖房器具のそれぞれの特徴と節約方法をご紹介します。

エアコン

エアコンは現代において多くの家庭で利用されているポピュラーな冷暖房器具です。暖めた空気を対流させるので素早く部屋全体の温度を高めることができ、安全性が高いのが魅力です。消費電力は比較的高いと言えますが、近年は省エネ性能の高いエアコンも多く販売されています。

 

節約方法としては、設定温度を低めに設定する、窓からの冷気の侵入を防ぐ、サーキュレーターや扇風機で暖かい空気を循環させるなどが挙げられます。

電気ストーブ

電気ストーブは電気によって発熱させたヒーターの熱で空気を暖める暖房器具です。ガスや灯油を使わないので空気が汚れにくいのが魅力ですが、ランニングコストが高いのがデメリットです。電気ストーブは電気代が割高なので、他の暖房器具で部屋が暖まるまでの一時的な使用や、脱衣所など狭いエリアにピンポイントで使用するのがおすすめです。

電気カーペット

電気カーペットは部屋全体を暖める効果は低いですが、消費電力が小さいので上手く活用すると省エネにつなげられます。暖房効果は限定的ですが、エアコンと併用すれば設定温度が低めでも体感温度が高まります。また、床に熱が逃げないよう、床と電気カーペットの間に断熱マットを敷くと効率を上げることが可能です。

オイルヒーター

オイルヒーターは、電気ヒーターでオイルを温め、その放熱によって部屋を暖める暖房器具です。空気を汚さずに暖められ、ほぼメンテナンスが不要で扱いやすいという利点があります。デメリットは、温まるまでに時間がかかることと、気密性の低い住宅では暖房効果が得られにくいことです。

 

節約方法としては、窓際など冷気が入り込みやすい場所に置く、断熱シートなどで部屋の気密性を高める、設定温度を低めに設定する、省エネモードを活用するなどが挙げられます。

床暖房

床暖房は、床下に設置した熱源によって床面を暖める暖房器具です。空気が乾燥しにくく、安全性が高いのがメリットです。立ち上がりの早いエアコンと併用すれば、効果的に部屋を暖めることができます。スイッチを切ってもしばらく温かさが続くので、家を出る30分ほど前に電源をOFFするようにすると節約につながります。

蓄熱暖房機

蓄熱暖房機とは、夜間の電気でレンガなどの蓄熱材を温めておき、その熱を昼間に放出する仕組みの暖房器具です。夜間電力を使うのでランニングコストが抑えられますが、初期費用が高いことと、重量があるため設置場所が限られることがデメリットと言えます。蓄熱暖房機で電気代が高くなるのは日中の追い焚きなので、追い焚きの必要がないよう適切な蓄熱量を設定することで電気代を節約できます。

オール電化の暖房は節約しながら賢く使おう

オール電化に適した暖房器具には様々な種類がありますが、それぞれの特徴を活かしてうまく組み合わせることで、節約しながら効果的に暖房効果を高めることができます。部屋の広さや家族の人数、ライフスタイルに合った暖房器具を選んで賢く使いましょう。

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