リフォーム時に近隣挨拶は必要?注意点や伝えるべきことを解説!
リフォームを行う場合、事前に近隣挨拶を済ませるべきか気になっている方は多いはずです。近所付き合いを円滑にするためにも、トラブルや嫌な印象与えてしまうことは絶対に避けたいですよね。そこで今回は、リフォームを行う際の家の挨拶について解説します。注意点や挨拶を行うべき範囲についてもご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
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近隣挨拶は工事の1週間前までに
リフォームを行うことによって、騒音や振動が起きたり業者の車が出入りしたりする場合、1週間前までには必ず近隣住民に挨拶しておきましょう。リフォームの日や規模をを事前にアナウンスしておくことで、近所の人もそれに対応したスケジュールや行動を組めます。
工事前の挨拶で伝えるべき内容
挨拶をする際には、以下の点を伝えるようにしましょう。
- リフォームの日時と工期
- 工事の種類・内容
- 騒音や振動、粉塵などの影響
- 自分とリフォーム業者の連絡先
- 工期の中でリフォームを行わない日
何軒か挨拶に回る場合には、伝え忘れてしまう可能性も考えられるため、書面にして渡しても良いでしょう。
手土産は必要?
500円〜1,000円程度の簡単なもので構わないので、挨拶に行く際には手土産を持っていきましょう。食べ物は、アレルギーや好みの問題があるため、洗剤やラップなどの消耗品がオススメです。外のし対応ができるものを選び、水引きは紅白の蝶結びにしましょう。表書きは「御挨拶」にしておけば問題ありません。
また、リフォーム業者が挨拶をする際に、粗品を渡す場合もあります。手土産の内容が被らないように、事前に打ち合わせしておきましょう。
近隣挨拶を行う際の注意点
ここからは、近隣住民に挨拶を行う際の注意点をご紹介します。
業者に任せない
工事を行う前に、リフォーム業者が近隣住民に挨拶をして回ることもありますが、本人からの挨拶がないと不快に感じてしまう住民もいるものです。業者任せにせずに、できる限り一緒に挨拶回りをしてください。
リフォーム業者のスタッフは挨拶の段取りに慣れているため、近隣住民への挨拶が初めての方や緊張しやすい方は、スタッフにリードしてもらいスムーズに挨拶を済ませましょう。
リフォーム終了後にも挨拶に行く
リフォーム工事が無事に完了したら、もう一度近隣住民に挨拶しておきましょう。ここで、迷惑をかけていなかったかを確認しておくことが大切です。相手に誠実さが伝わるため、今後も良好なご近所付き合いを維持できるでしょう。
愛想よく手短に
挨拶に伺う場合は、相手の時間を奪いすぎないために、手短に行いましょう。また、普段接することがない人の家を訪ねる場合には特に、愛想良く振る舞って印象を良くしておくことが大切です。
トラブルが予測できる場合は業者に伝えておく
もしも近隣に、トラブルメーカーが住んでいる場合には、事前に業者へ伝えておきましょう。あらかじめ情報を共有しておくことで、トラブルが起きるリスクを低減させられます。
近隣挨拶を行うべき範囲
ここでは、挨拶を行うべき範囲をご紹介します。
戸建住宅の場合
戸建て住宅の場合は、自分の家を中心に見たときの縦、横、斜めにあたる最大8軒の家へ挨拶しましょう。裏にある家は自宅から見る機会が少ないため、挨拶を省略するケースも多いですが、相手の家からはよく見えているかもしれません。道路を挟んでいたとしても、騒音やリフォームで発生する匂いなどの影響を及ぼす可能性があるため、忘れずに挨拶をしましょう。
集合住宅の場合
集合住宅をリフォームする場合には、自分の家から見て、上3軒と下3軒、両サイドの最大8軒に挨拶しましょう。また業者が頻繁に出入りする場合は、階段やエレベーターを何度も通る可能性があるため、通路に面している部屋の住民への挨拶もおすすめです.
近隣挨拶はトラブル防止に繋がる
自宅のリフォームを行う場合、工事の1週間前までには手土産を持って挨拶を済ませておきましょう。今回ご紹介した挨拶の際に伝えるべき内容や挨拶する範囲を確認して、適切に対応してください。リフォームは近所トラブルにつながる可能性もありますが、誠実な対応をとることで近所の方との円満な付き合いを維持できるでしょう。