キッチンや浴室などの使い勝手を改善するために、リフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。リフォームの計画を立てる際に、必ず考えなければならないのが費用ですよね。

そこで今回は、水回りのリフォームをする際にかかる費用の相場を場所別に解説します。できるだけ安く済ませるためのポイントもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

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水回りリフォームを行うタイミング

そもそも水回りとは、キッチンや浴室、トイレ、洗面台など、住宅の中で水を使用する場所のことを指します。水回りリフォームのタイミングは、10〜20年おきが一般的な目安です。

見た目や使い勝手にトラブルがなくても、内部に劣化が起きている場合もあるので、定期的に専門業者に点検を依頼すると安心でしょう。

水回りリフォームの費用相場と工事例

ここからは、水回りリフォームの費用相場と工事例を見ていきましょう。

キッチンリフォームを行う場合

キッチンリフォームの工事例と費用相場は以下の通りです。キッチンには、対面型キッチンと壁付けキッチンの2種類がありますが、壁付け型よりも対面型の方が費用相場が高い傾向にあります。

キッチンの広さや使用している素材、グレードによっても費用は前後します。

トイレリフォームを行う場合

トイレリフォームの工事例と費用相場は以下の通りです。シンプルな構造のトイレであれば安く済ませられますが、タンクレストイレやセンサー付きのものなど高機能トイレの場合には、費用相場が高くなります。

洗面脱衣所リフォームを行う場合

洗面脱衣所リフォームの工事例と費用相場は以下の通りです。また、作業内容の他にグレードでも値段が異なります。基本的に洗面台のグレードは「ローグレード」「ミドルグレード」「ハイグレード」の3つの段階に分けられています。

必要最低限の機能しか使用しない場合には最も安価なローグレードで十分ですが、メイクやヘアセットで洗面所を使う機会が多い方や、デザインにこだわりたいという方は、ハイグレードタイプのものがおすすめです。

お風呂場リフォームを行う場合

お風呂場リフォームの工事例と費用相場は以下の通りです。基本的には、マンションよりも戸建ての方が自由に改装しやすい傾向にあります。

水回りのリフォーム費用を安く抑えるポイント

ここでは、水回りのリフォーム費用を安く抑えるポイントを解説します。

気になる場所はまとめて依頼する

水回りのリフォームを行う場合、1カ所ずつバラバラの時期に依頼するよりも、まとめてリフォームした方が安く済むケースがほとんどです。理由としては、工事を同じ時期に行えるため人件費や養生費を抑えやすく、業者側からしてもコストカットできることが挙げられます。

業者によっては、水回りのリフォームをセットプランとして請け負っているケースもあり、よりお得なリフォームが期待できます。

お金を掛けるポイントと妥協するポイントを考える

お風呂場の浴槽やシステムキッチンなどは、グレードが上がるにつれて価格も高くなるものです。そのため、全てをハイグレードで揃えてしまうと、トータルの費用が高額になってしまいます。「この場所は最低限の機能で大丈夫」「ここだけは妥協できない」など、必要な条件やグレードには優先順位をつけるようにしましょう。

助成金制度や補助金を調べてみる

水回りのリフォームは、要件を満たせば助成金制度や補助金制度を利用できる場合があります。主なものは、介護保険や省エネリフォーム支援、次世代住宅ポイント制度などですが、年度やお住まいの地域によって、支給要件や補助金額が異なるため、気になる方は公営のホームページなどをチェックしてみてください。

相場を理解して、お得に水回りリフォームを行おう

この記事では、水回りリフォームの相場や、安く済ませるためのポイントを解説しました。水回りのリフォームは、場所や設備のグレード、依頼する業者によっても金額が大きく異なります。

損をしないためには、気になる場所をまとめて業者に依頼すること、お金をかけるポイントを慎重に判断すること、助成金制度や補助金を活用することが大切です。ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、お得に水回りのリフォームを行ってくださいね。