子供部屋の騒音対策8つ!気になる足音や声を抑える方法を解説
子供の足音や壁を叩く音、泣き声は思った以上に響きやすく、隣の部屋や近隣に影響を及ぼしている可能性があります。子供部屋の騒音対策を行わないでいると、近隣住民とトラブルに発展してしまう恐れがあります。そこで本記事では、子供部屋の騒音対策をご紹介します。
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騒音対策を行わないことで発生するリスク
国土交通省が行った調査によると、マンションで発生したトラブルで最も多いのが「居住者間の行為、マナーをめぐるもの」で、全体の半数以上である55.9%を占めています。そして、原因の具体的な内容では「生活音」が38.0%と最も多くなっています。
子供が立てる足音や泣き声などに対して対策を行わないままでいると、トラブルに発展する恐れがあります。一度トラブルが起きてしまうと、近隣住民と気まずい関係が続くことになってしまうため、苦情が寄せられる前にしっかりと防音対策を行うことが重要です。
子供部屋の騒音対策
子供部屋の騒音対策8つをご紹介します。できることから対策をしていきましょう。
クッション性のあるラグ・マットを敷く
子供が立てる音の中でも気になりやすいのが足音です。特にマンションなどの集合住宅では、走り回ったり飛び跳ねたりした際、階下に大きな音が伝わってしまいます。子供部屋の床にはクッション性のあるラグやジョイントマットを敷いて防音対策をしましょう。マットなどを敷いておくことで、子供の怪我防止にもつながります。
遮音シート・吸音材を貼る
音は壁を通しても伝わります。子供の泣き声や壁を叩く音が気になる場合は、吸音シートや遮音シートなどの防音材を壁に貼りましょう。
壁際に家具を配置する
壁際に本棚やタンスなどの家具を設置することで、音が隣の部屋へ伝わりにくくなります。また、子供が壁を叩けなくなるため、壁叩きが気になる際にもおすすめの方法です。
子供が走りにくい家具配置にする
子供は走らないように注意してもなかなか聞き入れないものです。子供が走り回る音を抑えるには、子供の動線に家具を配置して走り回れないようにするのもひとつの方法です。
防音カーテンを取り付ける
窓から漏れる音は、防音カーテンを取り付けることで抑えられます。その際、レースカーテンも防音仕様のものにすると、より効果を高められます。
窓を二重にする
窓の防音機能を高めるには、内窓を取り付けて二重にする方法もおすすめです。二重窓は防音効果だけではなく断熱性も高まるため、光熱費を抑えられるメリットもあります。
椅子の脚にカバーを付ける
椅子を引く音は思った以上に階下に響きます。特に子供は椅子を持ち上げる力がないため、引きずるようにしてしまい、大きな音が出がちです。椅子を無理に引きずると床が傷付く原因にもなるので、椅子の脚にはカバーを取り付けておきましょう。
ドアクローザーを取り付ける
ドアの開閉音は意外と大きく、子供が遠慮なくドアを開け閉めすると他の部屋にも音が響いてしまいます。ドアの開閉音が気になる場合は、ドアクローザーを取り付けると良いでしょう。ドアクローザーとは、油圧でドアをゆっくりと閉じるようにする機器のことです。取り付けることで、防音だけではなく挟まれ事故の防止にもつながります。
子供部屋は音が伝わりにくい工夫をしよう
足音や壁を叩く音、泣き声、椅子を引きずる音、ドアの開閉音など、子供が立てる音は周りへ響くものです。これらの音に対して対策を行わないままでいると、近隣住民とのトラブルに発展してしまう恐れがあります。今回ご紹介した対策方法を参考に、子供部屋に対して音が伝わりにくくなる工夫を施してみてください。