リフォームをする時の床材の選び方は?床材の種類も合わせて解説
床材には様々な種類があるため、リフォームする時にどれを選ぶか悩まれる方もいるでしょう。この記事では、リフォームをする時の床材の選び方を解説します。種類も合わせて解説するため、床のリフォームをお考えの方はぜひ最後までご覧ください。
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【場所別】リフォームをする時の床材の選び方
床材は、生活する場所によって適した種類が異なります。ここからは、以下5種類の部屋について、おすすめの床材を紹介していきます。
- リビング・ダイニング
- 玄関・廊下
- 寝室
- キッチン
- トイレ・洗面所
リビング・ダイニング
リビングとダイニングは、家族や友人が集まる場所です。快適な雰囲気を演出するためには、フローリングが適しているでしょう。木材調のフローリングは温かみがあり、オシャレな印象を与えます。機能面を重視する場合は、クッションフロアもおすすめです。水拭きのみできれいに保てるため、お手入れの負担を軽減できます。
玄関・廊下
玄関は外部からの汚れが多いため、耐久性の高い床材がおすすめです。石やタイルなどの床材は簡単に掃除ができ、雨風による風化にも強いため適しています。また廊下に使用する床材は、フローリングが人気です。フローリングを使用すると、木目のラインが奥に続くような見た目となるため、広い奥行きを演出できます。
寝室
寝室では、心地よくくつろげる空間を演出することが大切です。素足で過ごすことが多い寝室では、カーペットの柔らかい素材を使用することでリラックス効果を得られるでしょう。繊維の間に空気層が形成されることにより、温もりも感じられるため冬でも過ごしやすいです。
キッチン
キッチンは食材や水が床にこぼれる可能性を考慮し、耐水性や防汚機能の高い床材を選ぶことが大切です。リビングとキッチンがつながっている場合は複合フローリングを使用すると、床のつながりに違和感が生じづらく、お手入れもしやすいです。キッチンが独立している場合は、水拭きで汚れを簡単に拭き取れるクッションフロアが良いでしょう。滑りにくい仕様でもあるため、安全性の向上が期待できます。
トイレ・洗面所
トイレや洗面所は、防水性と防汚性の高いクッションフロアがおすすめです。お手入れがしやすいため、清潔感を保ちやすいです。また、抗菌や消臭機能のついたクッションフロアもあるため、快適に過ごせます。
床材の種類
床材には様々な種類があります。以下6種類の床材について、それぞれ解説します。
- 無垢フローリング・複合フローリング
- クッションフロア
- カーペット
- 畳
- 石・タイル
- コルク
無垢フローリング・複合フローリング
無垢フローリングは無垢の木材を加工して作られており、天然の木の風合いを楽しめます。一方で、気温や湿度の変化に弱いため注意が必要です。複合フローリングは、合板に薄い天然木を貼り合わせたものです。無垢フローリングよりもコストが少ないですが、傷がついた場合の修復は難しいです。
クッションフロア
クッションフロアは柔らかくクッション性があり、足触りが快適です。多彩なデザインも魅力の1つで、木目やタイルなど自由に楽しめます。
カーペット
カーペットは足触りが柔らかく、空気層を形成するため冬は暖かく過ごせます。防音効果も期待できるため、寝室や子供部屋などにもおすすめです。
畳
畳は、天然素材であるい草を使用しています。通気性があり、湿度調整効果や防音効果も期待できます。ただし、畳は擦れたり変色したりするため、定期的なお手入れが必要です。また床での生活がメインとなり、立ち上がりや布団の出し入れが必要となるためバリアフリーにはあまり向いていません。
石・タイル
石材やタイルは高い耐久性と清潔感があり、キッチンやバスルームなど水回りに適しています。デザインのバリエーションが豊富にあるため、部屋の雰囲気や好みに合わせて自由に選択可能です。
コルク
コルクは天然素材で、柔らかくクッション性があります。吸音効果があり滑りづらいため、小さなお子様やペットのいる家庭におすすめです。
生活に適した床材を選んで快適に過ごそう!
床材は、種類によって耐久性や滑りづらさなどの特徴があります。部屋の種類や家族構成などに適した床材を選ぶことで、快適な生活を送れるでしょう。