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断熱リフォームは住みながらでもできる?部位別の工事内容をご紹介

断熱リフォームのために窓のサイズを測る人

 

夏の家の暑さや冬の寒さにお悩みの方の中には、「住まいの断熱性を高めたいけれど、仮住まいを用意しなければならないような大掛かりな工事は避けたい」「住みながらできる断熱リフォームはないだろうか」と考える方もいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、住みながらできる断熱リフォームの工事内容やメリットなどについて解説していきます。

この記事を読むための時間:3分

断熱リフォームは住みながらできる?

結論から言うと、断熱リフォームは方法によっては住みながらでも施工可能です。ただし、壁や床、天井などの解体を伴うリフォームはどうしても大掛かりになってしまうため、住みながらの施工は難しいと言えます。住みながら行う断熱リフォームは、解体を伴わない「非破壊工法」が基本です。

住みながら行う断熱リフォームのメリット

住みながら行う断熱リフォームのメリットは、以下の3点です。

 

  • コストが抑えられる
  • 短期間の施工で済ませられる
  • 工事中も問題なく生活できる

 

一つずつ詳しく見ていきましょう。

コストが抑えられる

住みながら行う断熱リフォームのメリットの一つ目は、コストが抑えられることです。非破壊工法の場合、床や天井の解体がない分、費用を抑えることが可能です。また、仮住まいにかかる費用や引っ越し代もかかりません。

短期間の施工で済ませられる

非破壊工法の場合、解体やそれに伴う仕上げ工事などの工程がないので、その分短期間の施工で済ませられるという利点があります。

工事中も問題なく生活できる

工事中は多少の不便はあっても、大きな支障を来たすほどの影響はないので問題なく生活できます。また、仮住まいに移る必要がないので生活環境を変えなくて良い点もメリットでしょう。

断熱リフォームが住みながらできる箇所

ここからは、住みながら断熱リフォームができる箇所をご紹介します。

ドアや窓サッシのカバー工事

玄関ドアや窓サッシは、周囲の壁や床を解体する必要があるので、住みながらのリフォームには向きません。しかし、開口部の枠をそのまま利用して内側にひと回り小さなサッシを入れる工法なら、解体せずに短時間で施工可能です。ただし、既存の開口部よりも狭くなることを覚えておきましょう。

内窓の設置

窓の内側に内窓を設置して断熱性を高めるリフォームも、住みながらできる工事の一つです。ただし、窓枠に奥行きがないと設置できないので注意が必要です。

複層ガラスへの取り替え

窓の断熱性は、一枚ガラスから複層ガラスに変えるだけでも向上します。ひと口に複層ガラスといってもさまざまなスペックのものがあるので、求める効果や予算に応じて選ぶことができます。ただし、ガラスだけ変えてもサッシに断熱性がなければ意味がないので、複層ガラスへの交換を検討する際はサッシの断熱性についても確認しましょう

床の断熱リフォーム

解体を伴わない床の断熱リフォームは、床下に入って断熱材を入れる方法が主流です。床材を剥がす必要がないので、住みながらでも十分施工可能なリフォーム工事です。

天井の断熱リフォーム

天井の断熱リフォームは、天井の一部だけ剥がして天井裏に断熱材を敷き詰めるか、専用の機械でグラスウールなどを吹き込むかどちらかの方法で行います。大掛かりな木工事が不要なので、短期間で完了します。

屋根・外壁の断熱リフォーム

雨風や外気の影響を直接受ける屋根や外壁の断熱リフォームは、優先的に行うのがおすすめです。屋根や外壁は大掛かりな工事になるイメージがあるかもしれませんが、最近では既存の屋根の上から軽量の屋根を乗せるなど、住みながらでも施工可能な工法も増えています。

住みながらの断熱リフォームで快適な暮らしを手に入れよう

仮住まいを用意しなければならない大掛かりな工事を行わなくても、住まいの断熱性能は高められます。断熱リフォームをすれば快適な暮らしが手に入るだけでなく、光熱費も抑えられ、家の寿命を延ばすことにもつながります。まずはどのようなリフォームができるのか、プロに相談してアドバイスをもらってみましょう。

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