オール電化の電気代は時間帯で変わる!夜間を活用するのがポイント
電力会社はオール電化向けのプランを用意していることが多く、一般的に夜間帯の電気料金は安価です。オール電化向けのプランを利用する場合、夜間帯を活用することによって電気代の節約につながります。
この記事では、時間帯によって異なるオール電化の電気代に加えて、夜間を活用して電気代を節約するポイントをわかりやすく解説します。
この記事を読むための時間:3分
オール電化の電気代が安い時間帯とは?
電力会社やプランによってもさまざまですが、オール電化の電気代は夜間帯に安くなることが多いです。電気代は、電気の需要によって変化するため、夜間は安くなる傾向があります。
電力会社やプランによって同じ条件でも電気代が大きく変わるため、電気代が割安な時間を把握し活用することがポイントです。
オール電化で電気代を節約する方法
オール電化はエネルギーの全てを電気でまかなうため、ガスの併用に比べて電気代が高くなりやすいです。しかし、電気代は工夫次第で節約しやすく、電気・ガス併用はガスの基本料金が別途かかることから、オール電化の方が光熱費が安くなる可能性があります。下記は、電気代を節約する5つの方法です。
- オール電化向けの電気料金プランへ変更する
- 電気代が安い夜間・早朝に家事をする
- 家電のタイマーを活用する
- 日中は電気の使用をなるべく控える
- 夜間に充電したバッテリーを活用する
それぞれ解説していきます。
オール電化向けの電気料金プランへ変更する
多くの電力会社では、オール電化向けのプランを用意しています。電気の使用量に応じて電気料金が上がっていく「従量電灯」に加入している場合、オール電化住宅は電気の使用量が多いため電気代が高くなってしまう可能性があります。
従量電灯から、電気料金が時間帯ごとに決まっている「時間帯別電灯」へ変更することで、電気代の節約につながります。ただし日中は、従量電灯よりも時間帯別電灯の方が電気代を割高に設定していることが多いため、日中の在宅が多い場合には、むしろ電気代が高額になる場合もあります。家庭の生活スタイルに合わせて電気料金プランを比較・検討することが大切です。
電気代が安い夜間・早朝に家事をする
電気代が安い時間帯に合わせて家事を行うことで、電気代の節約につながります。電力会社やプランにより時間帯はさまざまですが、夜間プランでは23時から7時にかけて電気代が割安なことが多いです。電気代が切り替わるタイミングを把握して、安い時間帯に電気を使うようにしましょう。
家電のタイマーを活用する
タイマー機能がある炊飯器や洗濯機・食器洗い乾燥機はタイマーを利用し、電気代が安い夜間から早朝に電気を使用すると電気代の節約につながります。また、エコキュートの沸き上げの時間を夜間に設定し、稼働時間を限定させることで電気代の大きな削減が期待できます。
日中は電気の使用をなるべく控える
電気代が高い日中はなるべく電気を使わないようにし、消費電力が多い家電の使用は電気代が安い夜間帯に使いましょう。必要のない照明や家電の電源を切り、冷暖房の設定温度を無理のない程度に変更するなどし、なるべく日中には電気の使用を控えることで電気代が大きく変わります。
夜間に充電したバッテリーを活用する
バッテリーを使用すれば、日中に電気を使わずに済みます。電気代の安い夜間にバッテリーを充電しておくことで、お得に電気を利用できます。
電気料金が安い夜間帯に電気を効率よく活用しましょう
電気代は時間帯によって変わり、安い時間帯に活用することで電気代を節約できます。そのため、電気を使うときには夜間帯をうまく活用しましょう。しかし、電気代が夜間帯に安く設定されている場合には、日中は高く設定されていることも多いため、日中の在宅が多い場合には、プランの見直しや電気の使い方の検討が必要です。
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