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オール電化の電気代は高い?平均額や節約術、ガス併用との比較を解説

部屋にぶらさがる数種類の電球

 

オール電化は調理や給湯・空調などをすべて電気で行います。しかし、オール電化にリフォームしたいと思っていても、どれくらい電気代がかかるのか気になるのではないでしょうか。

 

この記事では、オール電化の電気代の平均額や電気・ガス併用との比較・電気代を抑えるための方法を解説します。

この記事を読むための時間:3分

オール電化の電気代の平均額は?

オール電化の住宅でかかる、電気代の平均額は以下のとおりです。

 

世帯人数

月額平均

1人暮らし

10,777円

2人家族

13,406円

3人家族

14,835円

4人家族以上

16,533円

参考:オール電化の電気代平均額と節約方法 | 関西電力

 

上記の表は1年間の平均額です。冷暖房を使用する夏や冬は電気代が高くなりやすく、空調をあまり使用しない春や秋は安くなりやすい傾向があります。

オール電化と電気・ガスの併用はどちらがお得?

オール電化と電気・ガスの併用は家庭の生活スタイルによって、どちらがお得かどうかが変わってきます。オール電化では、ガスコンロやガス給湯機の代わりに、IHクッキングヒーターやエコキュートを使用します。ガスで使用する光熱費も電気でまかなうため、電気代だけで見ると光熱費は高くなります。

 

しかし、オール電化ではガスを使用しないためガス会社と契約する必要がなく、ガスの基本料金がかかりません。オール電化は基本料金を1本化できることや、工夫次第で電気代が節約しやすいことから、ガスの併用よりもオール電化の方が光熱費が安い傾向があります。

 

一方で、オール電化のプランは日中は電気代が割高なことが多く、日中の在宅が多い家庭では、電気代が高くなってしまう可能性もあります。また、電気・ガス併用では契約するガスで値段が異なるため、居住地域よって値段がばらばらです。

 

オール電化と電気・ガス併用のどちらがお得になるのかは、家庭の生活スタイルや電気とガスの使用状況・契約プランによってもさまざまです。

オール電化で電気代を抑えるための4つの方法

オール電化で電気代を抑える方法は以下の4つです。

 

  1. 電力会社やプランを見直す
  2. 省エネ家電への買い替えを検討する
  3. 電気代の安い時間帯を把握する
  4. 電気の使い方を工夫する

 

それぞれについて詳しく解説します。

電力会社やプランを見直す

電力会社や契約プランにより、電気代が大きく変わります。オール電化向けのプランへの変更や、アンペア数を下げることによって基本料金を減らせます。また、プランによって電気代が安くなる時間帯が異なる場合もあるため、家庭にとって最適なプランを選ぶことで無理なく電気代を抑えられるでしょう。

省エネ家電への買い替えを検討する

家電によって消費電力は大きく違います。以下は、省エネ家電の例です。

 

  • LED照明
  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • エアコン
  • 温水洗浄便座

 

購入の負担は大きいですが、長期的に見ると電気代の節約につながります。

電気代の安い時間帯を把握する

オール電化向けのプランは、日中よりも深夜帯の方が電気代が安くなることが多いです。ただし、全てのプランに当てはまるわけではないため、電気代が安い時間帯を把握しましょう洗濯機や食器洗い乾燥機・炊飯器など、タイマー機能がある場合には、電気代が安い時間帯に設定し使用することで、電気代が抑えられます。

電気の使い方を工夫する

エコキュートには省エネモードがあります。設定を通常モードから省エネモードへ切り替えることで、効率よく電気を使用できます。時間を問わずに稼働させるエアコンは、設定温度を無理のない程度に設定すると節約につながります。

 

また、こまめに家電の電源を切ったり、使用しない家電のコンセントを抜いたりするなど、なるべく電気を使わないような工夫が大切です。

工夫してオール電化の電気代を抑えましょう

電気・ガス併用よりも、オール電化の方が光熱費が安い傾向があります。また、電力会社やプランの見直しに加えて、電気代が安い時間帯を把握し、電気の使い方を工夫をすることで電気代を節約することが可能です。

 

この記事を参考に、無理のない範囲で節電をして電気代を抑えましょう。

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